2014年5月14日水曜日

4.2.3.5 単純なネットワーク図の策定

【要求事項】

組織は、論理的に統合されたシステムのそれぞれについて、主要装置、ネットワークの種類及び機器の一般的な場所を示す単純なネットワーク図を策定しなければならない。


これはとてもわかりやすい要求事項です。
そんなこと当たり前といえば、それまでなのですが。

しかしながら実際の運用現場を見ると、実はネットワーク構築当初の図面のまま(現状が反映されていない)だったりすることが多々あります。
また、施工図・工事図そのままのイメージであり、どこに何が設置されているか非常にわかりづらいものもあります。

インシデント発生時の対応では、その影響範囲や被害拡大を防ぐために、一見してネットワーク構成が把握できるようにすることが重要になります。
また、リスクアセスメントの際にも、リスク値の分析・評価で頻繁にネットワーク図を参照することでしょう。

ぜひ、CSMSを運用する担当者が一目瞭然となるネットワーク図を作成・維持しましょう!

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